帰ってきたiMacG5(物語風)
12月25日にアップルからクリスマスプレゼントが届いた。
中身は、修理に出していたiMacG5だ。メールにて案内されていたとおりに戻ってきた。
帰宅したときにプレゼントはまだ玄関にあった。
一瞬自転車の箱かと思うほど巨大な箱であった。
箱の中に箱があり、その中にiMacG5は収まっていた。
「こんな巨大な箱に入れる理由があるのか?」と思ったが様々なサイズのMacを梱包するために考えられたのだろう。
それはさておき、今回の気になる修理内容の書類に目を通してみる。
ロジックボードとハードディスクの交換と書いてあった。
結局ロジックボードの交換になったのか。
なぜ、ロジックボードが逝ってしまったのかは不明だが、ロジックボードが新しくなったことはかなりうれしい。
その反面悲しいのはハードディスクだ。
今回の症状から考えるにハードディスクに原因があることは考えにくかったので、もしかするとデータは無事かもと甘い期待を寄せていたのだが、微塵もなく崩れ去った。
そうなれば、すべてをあきらめて一からやり直すしかあるまい。
MacBookProをターゲットモードに切り替え、アプリケーションを移行、データもコピー。
時間はかなりかかるが、気長に待つしかあるまい。
…
その日はコピーのみを行った。
その後数日してアプリケーションを起動させてみると、何点か起動できない。
まずはFlashとPhotoshop。
アクティベーションの制限に引っかかってしまった。
正しい手順を踏まずに何度か再インストールしていたので、当然の結果だろう。
仕方なくアドビに電話することにした。アプリケーションが起動できないことに気がついたのは12月29日だ。
この年の瀬にアドビはいるのか?と思ったが、ちゃんと電話口には生身の女性の声があった。
事情を話し、電話によるアクティベーションに対応していただき起動することができた。
不遇なのはFileMakerだ。以前アクティベーションの解除を行わずにOSを入れ替え、アクティベーションの制限数に引っかかったことがあった。今回、その点だけは肝に銘じておりiMacG5のアクティベーションは解除したつもりだった。
しかし、いざFileMakerを起動させようとすると「一般的なアクティベーションエラーが発生しました」とダイアログにメッセージが表示された。
「ちっ、しくじったか」
仕方なくFileMakerにも電話することにした。
こちらは、残念なことに12月27日から正月休みとなっていた。
かなりデータを管理する上でつかっているアプリケーションFileMakerがまともに使えないのはなかなか不便ではあるが、MacBookProで修正するしかあるまい。
など、なんだかんだで問題を含んでいるアプリケーションが存在するような気配だ。
必要になったアプリケーションに対してその都度対応するしかあるまい。
来年もまた楽しくマックライフを送りたいものである。