DVD、わかってください
DVDを製作して、いつも上司から言われることがあります。
もう少し綺麗にならないの?
それもパソコンで最大化した画面を見ながら言われます。
通常のビデオカメラで撮影した画像ではなく、JPEG形式に落とした画像を見ながら解説するというスタイルの教育用動画。
そういえば、以前もDVDは綺麗じゃないからWEBでの配信をしましょうと提案したけど、先方がDVDでの納品を希望してるんですよ〜とか言われて、仕方なくDVDを作った時も「もう少し綺麗にならないの?」って言われた覚えがあります。
私:「そもそもパソコンで拡大されたら綺麗じゃないです」
上司:「なんだかぼやけてない?目が疲れる〜」
私:「こんなもんだと思いますけど」
上司:「だってパワーポイントで作った資料を使ったわけで、パワーポイントならこんなに綺麗だよ」
私:「ぽっかーん、(アホか!!は心の声)、そのデータをJPEGに変換されたデータ(高画質ではなく中画質程度)を使ってる時点で、そのレベルの表示はありません」
上司:「そうなの?でももう少しなんとかならないの?」
私:「私の今までのノウハウではここまでが限界です!」
とはいえ、プログレッシブかインターレースかで見た目の印象は変わります。
私はインターレースよりプログレッシブがチラチラ度が低いと思っているので、今回もプログレッシブで作ったのですが、インターレースで作ったMpeg2のデータを用意して比較してもらいました。
インターレースの方が文字はくっきりしますが、動きが入るとブレが出て汚く感じます。
2つのタイプを上司に比較してもらったところ、インタレースの方が綺麗!ということになりました。
今回はデータを作り直してインタレース方式にすることでおさまりましたが、そもそもDVDの画質に大きな期待を寄せないでほしいと、毎回不毛な話の繰り返しに憤慨する自分でした。
DVDとしての商品にまだ価値があることはわかっているのですが、DVDが前提なら素材も含めて調整(フォントを大きくするとか)しないとむづかしいです。
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