FCPX:編集後のデータ保存について
発掘されたデータからの動画編集は終了しました。
その編集中、複合クリップにまとめたデータで問題が発生していました。
今回編集した動画のデータは、1時間ほどのクリスマスコンサートを2台のカメラを使って収録したものです。それぞれの動画はビデオカメラの仕様上ファイルが分割されています(Panasonicのカメラは32分で分割、Victorのカメラは47分で分割)。それぞれを一本にするために複合クリップを使ってまとめました。
2本の複合クリップをマルチカムクリップにして同期させた後、アングルを切り替えて編集を進めていきます。
その途中、ノイズが入ったりして、途中から2台のカメラの同期が乱れていました。こんなことがあるんだ〜とは思いましたが、なんとかしなくてはなりません。マルチカムクリップの中で、どちらかのカメラのタイミングをずらしたりして、つじつまを合わせるという対処で問題は解決できました。
そんなトラブルもありましたが、動画の編集は無事終わりました。
さて、編集後のデータの保存ですが、今後はある方針がありました。動画の編集は外付けのSSDで行い、編集後のデータの保存は外付けのハードディスクに行おうと思っています。
イベンメディアの統合という機能がFCPXにはあり、分散しているデータをまとめてくれるようです。今回は散らかっているいろいろなデータをかき集めたわけではないので、この機能は必要なかったです。
いざ、ハードディスクにコピーしようと思ったところ、ほぼ400Gの容量になっていました。実際の動画データなんて15Gほどしかありません。
こんな調子でバックアップしていたのではすぐにハードディスクがいっぱいになってしまいます。なぜこんなことが起こるかというと途中で作られているファイルがたくさんあるからです。
その整理もFCPXはできます。
「生成されたイベントメディアを削除」で不要だと思うファイルを削除すればいいのです。
編集が終わってバックアップのみとなれば、レンダリングファイルを削除や最適化されたメディアを削除、プロキシメディアを削除しても問題ありません。
この操作を実行すると、データは16G程にまとまりました。
あとはファイルをコピーすれば保存は終了です。
久々にFCPXを使って、いろいろ勉強になりました。とても楽しかったです。
使わないとまた忘れちゃうんだろうなぁ〜
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