4K動画編集で忘れていたこと
4KカメラPanasonic VZX-900Mを使って久しぶりに動画を撮影しました。
会社ではFull HDカメラとPCの画面を使って先生が講義をする様子を撮影し、編集します。
そんな通常の撮影とは違って、今回は先生から実際の試験問題を解いている手元を撮影してほしいとのリクエストがありました。通常なら書画カメラという手元を写すカメラを使って撮影するのですが、今回必要な映像は問題用紙が2枚が画面に収まっているような、かなり引いた画面。
書画カメラでは写している範囲が狭いので、フレームに収める感じで先生が問題用紙を動かさないとダメです。そこに意識を持ちながら問題を解いていくことは集中の問題で無理そうだったので、4Kでの撮影ということになりました。
自分が4Kカメラで撮影して、編集時に手元にズームしたりするとどうなるかをみたかったこともありますけど。実際の編集ではそこまで必要なく、ずーと引きの絵を使っていましたが。
先生が撮影したのは約2時間。
さて、その動画を直接編集することができるほど、PCが高性能なわけではありません。とはいえ、私のMacBook Pro Mid 2012よりは会社のPCの性能は高いです。
となると編集を始める前にプロキシの準備をしなくてはなりません。2時間の動画をプロキシ変換するには3時間ほどかかりました。
編集は不要な場所を削っていくだけで、実際の問題を解くのにどれぐらいの時間がかかっているかがわかるようにストップウォッチを表示する必要がありました。動画編集に使っているソフトはEdius Pro 7なので、ストップウォッチがなくて(わからなくて)、Permirer Proで使ったストップウォッチ載せました。
編集も2時間ぐらいで終わったので、さて書き出し。というところで、すっかり忘れていました。まさかそんなに書き出しに時間がかかるとは。
4Kの動画を1280x720に変換してYouTubeにアップロードするのですが、そのためにかかった時間は約5時間。社内の高性能のPCでも書き出しには作った動画の2.5倍の時間が必要ということです。通常のフルHDをYouTubeサイズで書き出すとそのPCは等倍の時間で書き出してくれます。私のPCでは書き出しに2倍。
さっと書き出して、先生に確認してもらえばいいや〜と思っていたのに、まさかそんなに時間がかかるとは。
とはいえ、かかる時間はかかるわけで、仕方がありません。でも、先生からの修正依頼が出たら、また書き出しに多くの時間がかかってしまうわけです。このやり方が現実的かどうか非常に疑問に思えます。ま、時間に余裕がある場合はいいのですが。
次回は、4Kでの撮影が必要かどうかをちゃんと考えなくてはいけませんね。
それはそうと、Panasonic VZX900Mに限ったことではないのかもしれませんが、4KをHDMIで出力して、1920x1080のPCのディスプレイでモニターしていると動画ボタンを押した途端にディスプレイの画面が消えました。マニュアルを見ると撮影中4Kの出力はできませんと書いてありました。まさかそんなことが。これは意外と盲点でした。
« Snagit、数年ぶりにバージョンアップしました | トップページ | Adobe Audition、クリッピングした音(歪んだ音)を復元する方法 »
「カメラとビデオカメラ」カテゴリの記事
- Lumix LX100が戻ってきました(2022.07.16)
- Panasonic Lumix LX100のレンズクリーニング代金は・・・(2022.07.10)
- LUMIX LX100のレンズにゴミ?(2022.07.07)
- カメラ掃除、3種の神器(おおげさ〜)(2021.12.29)
- Panasonic LUMIX FZ85に一目惚れ(2021.12.19)