iPad miniに給電しながら、HDMIに出力する実験
*この記事はあくまで個人的実験の記録です。電源容量などの影響で、iPad本体に悪い影響があることも考えられます。この記事を参考にする場合は、自己責任でお願いします。深い知識がある方はコメントなど、ご連絡をいただければ記事を修正したいと思います。
iPadからHDMI出力させるために、KashimuraのLightningケーブル対応の商品を会社で所有していました。Kashimuraの商品のいいところは、iPad、iPhone の出力をUSBーAで受けてくれるところでした。Lightningケーブル、USB Cどちらでもケーブルを用意すればよかったのです。
Kashimuraの商品を使ってiPad Proの画面を出力させるときに困ったのは、電源供給のための電源アダプタでした。W数が足りなかったようで、ちょっと大きめ(12W)の電源アダプタを使った時にHDMIからの出力に成功しました。もしかして、この時点で、Kashimuraの仕様には合っていなかったかも(HPではUSB電源、5V1Aって書いてあります。コレって5Wってことですよね?)
しかし、同じ環境で最近使ってみると、画面が表示されません。ファームウェアのアップデートも行ったのですが、表示されず、Kashimuraに問い合わせしたところ、その商品はLightning対応ですので、USB-Cでは商品の確認ができておりませんとのことでした。
ファームウェアのアップデートも今回が2度目で、iPad OSのバージョンが変わるとファームウェアのアップデート対応をすることが面倒になったので、他のケーブルを探すことにしました。
で、探したケーブルは、CHASEYUANのHDMI出力ケーブル。試してみたけど、給電はされません。「充電停止中」が表示されます。
充電中止中を調べるとケーブルの問題らしい。でもそんなことはないよ〜。電源アダプタに問題があるのではないかと考えています。
本来iPad miniであれば、10Wの電源アダプタでいいはずなのに、10W の電源では「充電停止中」が表示されます。
OwlTechの15Wの出力がある電源アダプタを買いましたが、結果は同じ。
今までは私の研究だったわけですが、急遽会社でiPad AirからHDMIを出力する必要が出てきました。未完成な研究をiPad Airでも試してみましたが、結果は変わらず、確実に動作するアダプタということでApple純正の9900円のアダプタを購入しました。
実際に動作は確認していませんが、購入先で、念押しして実際にデモンストレーションもやっていただき問題なく投影+給電されていたので、問題なく画面は映し出されるのだと思います。
純正品のアダプタですが、それに加えてHDMIケーブルとUSB-Cケーブルを買って、6000円ほど追加の出費になりました。なんとか私が買ったケーブルで成功させることができたら、10分の1ほどの金額で済んでいたのですが。残念です。
で、一旦研究は終わったのですが、USB HUBでiPadからHDMI出力をできることはわかっていました。そのハブにはPD INがありました。もしやと思って、PDにUSB-C を接続して、その先にはOwlTechの電源アダプタをつけて、試してみました。iPad miniの電源は充電マークになりました。USB HUBのHDMIからモニターに繋いでみると・・・
見事に映りました。給電もされています。
なんと、AnkerのUSB HUBを使えば研究していたことはぶっ飛ばして、できました。最初からこれを試せば良かったです。USB-Cを繋ぐ電源アダプタもおまけでもらった立派なものがあったのに。今後はこのHUBを使ってHDMIへ出力することにします。
【2025/02/02】
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