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2026/06/13

カミさんに頼まれた動画の編集。さてどれを使って編集する?

 

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【ピアノコンサートの紹介動画を作ることに】

月に一度、妻が友人と一緒に開催しているピアノコンサートがあります。

会場の皆さんと懐かしい歌を歌うことを中心に、リクエストに応じて歌曲やピアノ演奏も行っています。毎回、多くの方に楽しんでいただいているアットホームなコンサートです。

今回は、そのコンサートで上映する動画を作ることになりました。撮影は共同で主催している友人が担当し、編集は私が担当します。

普段、自宅では無料版のFilmoraや、以前購入したFinal Cut Proを使って動画編集をしています。仕事ではPremiere Proを使うことが多いのですが、今回は趣味の延長のような気持ちで取り組んでいます。

【編集素材はビデオカメラとiPhone】

今回渡された素材は、ビデオカメラで撮影した映像と、iPhoneで撮影した動画や写真でした。

自分たちで2台のカメラを使って撮影する場合は、編集を楽にするため、基本的にどちらも回しっぱなしにしています。あとで映像を同期するのが簡単だからです。

ところが今回は少し事情が違いました。メインとなるビデオカメラはほぼ回しっぱなしだったのですが、iPhoneの方は気になった場面だけを撮影するスタイルだったため、動画の長さも開始時間もバラバラです。

最初は、ビデオカメラの映像をベースにして、iPhoneで撮影した動画を同期させれば簡単に編集できるだろうと考えていました。しかし、久しぶりに使うFinal Cut Proでは、その方法がなかなか見つかりません。もしかするとやり方はあるのかもしれませんが、少なくとも私には発見できませんでした。

Filmoraも候補に考えました。法人で契約しているWindows版のFilmoraがあるので、Macで編集して最後だけWindowsで書き出すという方法も考えました。しかし今回は曲名テロップを入れる予定です。途中で環境をまたぐと面倒なことになりそうだったので、この案は見送ることにしました。

【Mac版Premiere Proを試してみる】

そこで思い付いたのがPremiere Proです。

会社で使っているPremiere Pro 2026の動作があまりにも不安定だったこともあり、「それならMac版のPremiere Proはどうなのだろう?」と思いました。

会社で契約しているPremiere Proを使うという方法もありますが、今回は仕事ではなく個人的な動画編集です。さすがに会社のライセンスを使うのは気が引けます。

そこで思い切って個人契約することにしました。

1か月契約だと4,980円。趣味の動画編集としては決して安い金額ではありません。それでも、私は昔から「使うソフトウェアにはきちんとお金を払う」という考え方を持っています。今回もその方針に従って契約しました。

早速、Mac miniにPremiere Proをインストールして編集を開始。

ちなみに会社で使っているPCは、Ryzen R9を搭載したGEEKOM A8です。決して性能の低いPCではありません。それでもPremiere Pro 2026では動作の重さに悩まされていました。

果たしてMac miniではどうなのか。

【Mac miniでは快適そのもの】

結果から言うと、Mac miniでのPremiere Proは快適そのものでした。

もちろん、会社で編集しているプロジェクトと今回の動画では規模がまったく違います。素材の量も編集内容も異なるため、単純な比較はできません。

ただ、会社で使用しているPremiere Pro 2026は、ここ最近動作が不安定で困っていました。以前のバージョンでは特に問題なく使えていたのですが、2026になってからはメニュー操作のたびに数秒固まることがあります。

再生が重いのであれば、プロジェクトの規模が原因ということも考えられます。しかし、設定画面を開いたり、メニューを選択したりするだけで待たされるのは少々つらいものがあります。

そのため、「Mac版ではどうなのだろう」と半分実験のつもりでPremiere Proを使ってみました。

すると、これが実に快適です。

フォントの違いや環境の違いもあるので単純比較はできませんが、少なくとも今回の編集ではメニュー操作で待たされることもなく、ストレスなく作業を進めることができました。

Premiere Proそのものが重いのではなく、どうやら私の会社の環境とPremiere Pro 2026の組み合わせに何か原因がありそうです。

【写真を入れてみたら大正解】

快適な編集環境が整ったところで、いよいよ本格的な編集作業に取りかかりました。

実際に編集を始めてみると、作業は思いのほか順調に進みました。

ところが、編集の途中で妻から新たなリクエストが入りました。

「写真も入れてほしい」

実は、当初は写真を使う予定はありませんでした。

曲と写真の内容が必ずしも一致していなくても構わないとのことでしたので、雰囲気作りとして写真を差し込むことにしました。

ただ単に写真を表示するだけでは面白くありません。そこでサブシーケンスを作成し、その中に写真を配置。さらにフレームを付けて、プリントした写真を映像の中に置いたような雰囲気にしてみました。

この方法なら、一度作った演出を何度でも使い回すことができます。

結局、写真は10か所ほど差し込むことになりました。

最初は「写真を入れなくてもいいのでは」と思っていたのですが、完成した映像を見て考えが変わりました。

演奏シーンが続く中で写真が入ることで映像に変化が生まれ、単調さがなくなります。思っていた以上に効果があり、映像全体の印象がぐっと良くなりました。

妻の一言から始まった写真の挿入でしたが、結果的には大正解だったようです。

【無事に完成】

こうして編集作業は順調に進み、予定していた日までに無事動画を完成させることができました。

久しぶりの個人的な動画編集でしたが、Mac版Premiere Proの快適さを再認識する機会にもなりました。

会社でもMacでPremiere Pro 2026の編集がしたいなぁ……。

そんなことを思いながら、完成した動画を書き出しました。

後日、会場の担当の人にデータを渡したところ、いたく感激してくださったそうです。

そうやって喜んでいただけるのが何よりです。

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